ついに今シーズンからVARがプレミアリーグでも使われるようになった。


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今やヨーロッパの多くのリーグで使われており、特に昨シーズンはチャンピオンズリーグで大活躍をした。

賛否両論あるが今回はVARに対して否定的な意見を紹介する。


1.プレミアリーグのペースが速い



もともとサッカーは時間が途切れることなく速いペースで展開が動くスポーツだ。

特にプレミアリーグはフィジカルコンタクトが強く、テレビ画面で見ていても激しく速いペースで試合が動いていく。

VARは一度得点が決まってスタジアムが盛り上がった後に発動される。

それが無得点ならばその喜びは消し去られ、得点が認められていてもホッとした気持ちになるだけでありあの独特の緊張感を味わう価値が軽減する。

一連の流れを断ち切るVARはサッカーの良さを消してしまうテクノロジーである。

同じテクノロジーでもゴールラインテクノロジーのように流れを断ち切らず一瞬で判断ができるものであれば問題はないはずだが・・・。


2.誤審も試合の醍醐味の1つ



「誤審」。

この言葉に嫌気がさす人、もしくは助けられたと思う人もいるだろう。

長い歴史の中で許すことのできない誤審も中にはあっただろう。

しかし、イングランド代表でフランク・ランパードのゴールが認められなかったときゴールラインテクノロジーが生まれるきっかけとなった。

「ゴールラインを割っているのにゴールが認められない」という理不尽さが解消されたのは非常に大きかっただろう。

しかし、その他オフサイドやファウルに関する誤審はサッカーにおける醍醐味の一つのままである。

誤審に助けられたり絶望の底に叩き落されたチームもいるだろう。

シーズンを振り返って誤審について語るのもまたサッカーなのだ。


3.そもそも主審がVARの決断を下す



VARは勝手に発動するものではない。

微妙な判定があったとき、VARが発動されるか否かは主審が決めるのだ。

時にはインカムでVARのチームと話すだけで終わることもあるのだ。

つまりPKかどうかを調べるためにVARを使ってほしいと思っていてもすべては主審のさじ加減となってしまう。

もちろん主審の判断を助ける最高のアシスタントとなり得るが、審判団のレベルが上がらないと効果的にVARを使いこなすことは難しいだろう。

ヨーロッパでは副審をなくしてロボットに判断させてはどうだという意見もあるくらいだ。

VARについては今後の賛否両論が途絶えることはないだろう。